僕と青空と時々ドローン

高い料金、安い料金

会社によって空撮料金ってピンキリありますよね?
高いところでは「40万円」安いところでは「1万円」など!

んっ?1万円?

安すぎますねw
空撮をお願いする側から言えば安いに越したことないと思いますが、
空撮は技術職なのでまさに『安かろう、悪かろう』とは良く言ったものです。

確かに高すぎる料金がいいかと言われると一概にそうとは言えませんが、空撮には常にリスクが伴います。撮影機材(ドローン)も150万円以上する大変高価なもので、墜落による機体破損のリスク、墜落に伴い第三者の財産・生命を脅かすリスクなどなど。

そのリスクをドローンを使用しない第三者と共有するレベルまで抑え込むにはどうしたらいいか。それは人知れず行う地味な操縦練習、ドローンの知識、撮影現場経験が物を言いい、大変な時間と労力が必要です。
それは高価な機体の安全制御システムの恩恵を受けながらも、その制御が及ばない場所では高度な操縦技量と知識がカバーしてくれるのです。

そのリスクを考えると、1万円で空撮を請け負う?
イヤイヤ、僕は怖くてその金額ではプロポを持つことはできません。

会社としてお客様から依頼を受け、撮影日にどうしても自分が行けない撮影の時でも操縦技量を担保できた協力パイロットに下請けに出した場合、そのパイロットがリスクを負うわけですからある程度補償された金額でなくては安全を買うことができません。

ドローンの例え


よくドローンは車に例えられることがあります、
「スポーツカーを買った!免許も取得した!よし、プロのレースドライバーになった!」
誰が聞いてもそれは違うと言うのはお分かりいただけると思います。
プロのドライバーになるにはそれなりの技術と経験と適性が必要です、ドローンも同じことが言えます。
「ドローンを買った、空撮会社も作った、よし!これでプロのドローンパイロットだ!」ではないんです。

Proとは、お金をいただくとこだけではないと思います。どの業界でも言えますが、その仕事にどれだけ責任と誇りをもって挑むかです。そこはメンタルと行動、言動に大きく出てきます。
仕事を頼む方すべて、その仕事(ドローン)の事をすべて把握しているとは限りません、この仕事を行う上でどのような問題が発生するか、どのような法律が関係してくるかなど細部までcareが必要です。知らなかったでは済みませんからね。
ドローンに至ってはそれが、重大事故に繋がりメディアのいいように報道されてしまいます。改正航空法に伴い、許可が必要な場所での飛行の際はもちろん許可を取り、飛行の方法での承認が必要ならばもちろん承認を得る!この当たり前を守らないでテレビなどの空撮を平気で請け負う素人もまだまだいらっしゃいます。
仕事を依頼する側も、値段だけを見て決めるのではなく、どのような実績があってどのような安全対策を実施している会社又は個人なのかを見定めることがこれから必須です。近い将来、請負う側だけがリスク・責任を負う時代は終わり、発注する側も責任を負うことになるでしょう。

依頼する前に絶対質問すべき7項目!!

1、ドローンでの空撮年数(時間)
2、これまでの空撮実績
3、航空局へはどういった許可、承認を申請し承認を受けているか
4、動きの速い被写体の撮影実績
5、所有機体
6、料金体系
7、担当した空撮映像の確認

上記の7項目は最低聞いておくことが重要です。

1、ドローンでの空撮年数

これは、言うまでもないですね。ドローンの操縦が上手いか下手かは操縦時間に比例します。それに加えてどれだけ練習しているかによっても技術は変わってきます。+α稀に才能だけでクリアしてしまう逸材は否定できませんが。

2、これまでの空撮実績

どういった空撮をこれまで行ってきたか、どういう仕事をされてきたのか。テレビ案件なのか、CM又は映画など様々ありますが、案件をこなすだけの信頼と技術がありそれだけ飛行時間も自ずと増えてくるので査定の大きな基準になります。

3、航空局へはどういった許可、承認を申請し承認を受けているか

依頼する空撮の条件にあった許可・申請を行っているかを確認することは必須です。例えばDID(人口密集地)であったり撮影が夜間なら夜間の申請を、ドローンの撮影においてほぼ目視外の申請が必要なのでそれもとっているか。一番は地域限定でとっている方もいますが、基本日本全国で許可申請を取得している方でなければちょっと怪しいですね。

4、動きの速い被写体の撮影実績

空撮には色々あります、俯瞰での撮影やfixの撮影、こういった撮影には左程技量は必要としません。(カメラの知識や絵作りといった技量は必要です)しかし、車などのモータースポーツや新幹線・船など一定のスピードを出している被写体の撮影となると高いドローン操縦技術が必要になってきます。また、そういった場合の多くはINSPIREなどの機種を選定しカメラオペレーターとのツーマンセルで業務するもの(クオリティ重視)です。従って、そういう撮影の実績がない方は飛行技術が担保されないケースが殆どです。

5、所有機体

多くの素人空撮屋さん所有機体が、Phantom4、MAVICなどがほとんどです。しかし、この機体が撮影に向いていないと言うわけではないです!問題なのはそれが1機しか所有していないやバッテリーが2本だけと、そう言う所に問題があります。撮影は早いもので30分で終了するものもあれば、丸1日かけて撮影することもしばしば!その撮影時間の中で充電しながら撮影できる環境はそう多くありません。でも、だからと言ってバッテリーが2本しかないので充電してる時間待ってくださいなんてわけにいかないのが撮影です。予備機はもちろん、バッテリーも最低10セットなくては話にならず、機体も上位機種のINSPIRE2など最新機種も常備していることが求められます。それが安全を買っている、担保していることに繋がります。

6、料金体系

前項で記入した通りですが、予備機や新型機、バッテリーなどを複数所有し保険を掛けている空撮会社で空撮料金が2万円で請負う所はまずありません。多くは旧型機での撮影か予備機もなく綱渡り撮影を行っている素人です。何かあっては、お願いした方にも社会的責任が発生いたします。

7、担当した空撮映像の確認

その方が実際に空撮した映像を確認することは大事です。しかし、その方が編集した映像だけを確認することはお勧めしません。以前業務を依頼した制作の方が編集した映像を確認することが大切です。それを行うことによって実績も確認できます、何よりも自分で編集してyoutubeにアップしている動画はほぼダメなところを編集し、何度もトライして撮影していることが多いからです。一発勝負で失敗が許されない場所での撮影経験があるのとないのでは雲泥の差です。

一概にすべてが当てはまる訳ではないですが、業者選定には上記理由を考慮した方が安全を担保する上で大変必要になってきます。
「安かろう、悪かろう」
空を飛ぶもの絶対に落ちます。皆さん安全飛行で運用しましょう。

東北でのドローン運用の際は、PROドローンパイロットのDrone+へ気軽にご相談ください。

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